おきとーーーく

ミーハーオタクの備忘録です

ひよりんにこれまでの常識を壊されたオタク-ハミダシクリエイティブクリア後感想-

萌えキャラゲーと侮るなかれ、純粋な家族愛がそこにはある。

 

元々タイトルは存じ上げていましたが、正直自分が手を出すような作品では無いなーとこれまで敬遠していました。

 

しかし今年になってクラウドファンディングが開始され、最終1億円をも集めたことがSNSで話題に。

え?1億も集めたの!?という驚きもありつつ、そこまで濃いファンがいるならやってやろうじゃない!と、ちょうどFANZAさんでセールだったこともあり早速購入してプレイ。

 

まず、ヒロインたちがみんな可愛いです。

うん、とても大事だね。

 

主人公の妹で人気声優の和泉妃愛。

人気イラストレーターの常盤華乃。

後輩で有名Vtuberの錦あすみ。

前生徒会長であり小説家の鎌倉詩桜。

 

キャラゲーにおいて押さえるところはおさえつつ、まぁよく見る設定だよなと思いながらとりあえずプレイ。

 

様子が変わったのは妹キャラの妃愛を攻略しようと決めた時でした。

 

オタクが理想とするどこまでも兄に甘々な妹という設定の妃愛。

ところがこのハミダシクリエイティブの妃愛は一味違う。

 

なんというか、とても感情移入がしやすかったんですよね。

ストーリーや設定は正直ベタで王道でした。

ただそのストーリーがキャラありきのシナリオではなく、きちんとそのヒロインを好きになる一要素として丁寧に組み込まれた内容だった。特に妃愛√はそれが顕著。

 

この√において核となっているのは恐らく恋愛よりも「家族愛」や「兄弟愛」。

幼いころに両親を亡くし、兄妹二人で生活してきたというバッグボーン。

裏垢での炎上の件、そして終盤の朗読劇で見せた妃愛の兄への想い。

 

それらを通して確かに恋人同士となった二人。

ただそれ以上に家族として、いつもそばにいる大事な人として。

これがシナリオを通して徹底的に描かれていたのが妃愛√だったと思います。

 

実妹キャラが主人公を好きになる理由の導線が丁寧に引かれていたシナリオ。

それが妃愛√、ないしはハミダシクリエイティブという作品の一番の評価点なんじゃないかなぁ。

 

あまりに感情移入しすぎて妃愛が卵をファンからぶつけられた時は怒りながらガチ泣きしちゃったよね…

 

そして何より兄ラブな妃愛がとことん可愛い…

 

個人的にどんなアニメやゲームでも実妹キャラが刺さることはこれまでなかったのですが、全ヒロイン含めて実妹キャラが一番好きになったのはこのハミダシクリエイティブが初の作品になりました。

 

そういう意味で自分の中の常識が壊された作品になったなぁ。

見た目で判断してはいけないという作品選びにおいてこれからも大切にしていきたい考えをハミクリで改めて思い知らされました。

 

こりゃクラファン1億集めるわけだよ…

 

他ヒロイン√もとても良かった。

続編もあるようなので、個人的に今からアメリ攻略を楽しみにしています。

 

アニメも楽しみ!ハミクリはいいぞ!

 

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