86-エイティシックス-朗読劇に参加したオタクの感想
少女は"涙"と共に。
少年は"死"と共に。
二人の戦い、別れ、
そして邂逅の物語、ここに朗読劇化。
というわけで2023年10月1日、ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールAで開催されたREADPIA READING STAGE『86-エイティシックス-』2nd Stage(夜の部)に参加してきました!!!
発表された時からずっっっっっっと心待ちにしていた今回のイベント。
終わってみればなんというか、言葉にならないくらい「ありがとう…」という言葉しか出ない朗読劇だったということをまず述べておきたい…
原作やアニメと同じ台詞や展開を踏まえつつ、わずか2時間にも満たない時間の中でレーナとシンたちの邂逅までを描き切った今回の朗読劇。
いや、正直尺足りるの…?と思っていたけどそれは完全に杞憂でした…
カットできる所はカットし、作品の根幹・芯となる大事なシーンや台詞はしっかり押さえられた朗読劇だったことは見た人ならきっと理解出来るはず。
しかも卑怯なことに、最初と最後にはアニメでは描かれていないオリジナルのシーンもあり、いやこのパートずっとやってくれ!?!?と正直思いましたね…
そうして始まる本編。
この作品ならではのシリアスで緊迫感のあるシーンの連続、その台詞の一つ一つを生で聴けることにひたすら感動。
キャストの皆さんの魂の入った演技の数々。レーナの叫び、シンの慟哭、セオの激昂などなど。アニメでも感嘆させられたあの演技を生で聴けることの贅沢さたるや…
朗読劇でしか聴けない表現とキャストの皆さんの台詞一つ一つの熱量がとても感じられた素晴らしい朗読でした。
そして個人的に声優として大好きな長谷川育美さんのレーナの演技を生で聴けたこと、これが何より嬉しかった…
レーナを通して、エイティシックスを通して沢山のことを学んだと長谷川さんは各所でおっしゃられていますが、その想いが非常に強く伝わる今回の演技を現地で見れたことはファン冥利に尽きます。
そんなエイティシックス、アニメ放送後にこの作品を見て好きになったというファンの方もきっと多いはず(夜の部アフタートークで前回のイベントに参加していなかった人という問いかけに手を挙げた方も多かった)
恥ずかしながら私もエイティシックスはアニメ放送終了後に履修した口でして。
ただ今では何百作以上見てきたアニメの中でトップレベルに好きな作品です。
それだけ放送終了後にも輪が広がっていき、今回こうやって朗読劇という形で表現されるようになったこと、この作品がいかに愛されている作品なのかが分かるイベントでしたね。
最後のキャスト挨拶でも皆さん言われてましたが、マジでアニメ2期やってくれ……本当に頼む…
そのために、自分がこの作品のために出来ることを一つ一つ増やしていきたい。
シンとレーナたちが再び出会ったその先の未来をアニメで見れることを信じて。
エイティシックスを好きになって良かった。
これからもエイティシックスを愛して、決して忘れません。